◆ベスト4決め試合結果 試合概況(文責:床爪)
第1試合 村田女子高校 2(0,0)−1(0,1) 修徳高校
33分 畑中 59分 杉山
41分 畑中 シュート数 1本
シュート数 14本
新人戦優勝の村田女子高校が、終始試合をリードするものの、前半放った7本のシュートはいずれも決まらず、後半へ。後半開始3分、コーナーキックから畑中が決め、ようやく先制。41分にも畑中が追加点を決め、試合を決定づけた。これで、村田のベスト4進出は高体連立ち上げ以来6年連続となる。試合後、すぐに練習会場に向かう村田の選手たちと矢代監督からは、東京N0.1への執念を感じる。
第2試合 文京学院高校 1(1,0,0,0)−3(1,0,0,2) 東京成徳大高校
5分 高橋 7分 福原
シュート数 6本 79分 船田
79分 湯川
シュート数 9本
開始早々1点づつを取り合い、その後、両者一歩も譲らず、一進一退の好ゲームを展開。延長終了1分前、成徳のコーナーキックは、ファーサイドの船田にドンピシャ・・・成徳が文京を沈めた。文京のコーナーキックは5本。成徳のコーナーキックは3本。その精度の差が、勝敗を分けた。放心状態の文京学院に、湯川のロングシュートが容赦なく決まり、成徳が快勝した。
第3試合 十文字高校 0(0,0)ー1(1,0) 飛鳥高校
5分 古市
シュート数 13本 シュート数 6本
試合開始5分、飛鳥に先制された十文字は、何とか点を取り返そうと、果敢に攻撃を仕掛けるものの、フィニッシュが決まらず、時間を追うごとに焦り始める。「つなげ!」「いつものサッカーをしろ!」と、選手たちを落ち着かせようと声をかける十文字の石山監督、「怪我人の分まで頑張れ!」と、自ら激しいアクションで選手たちを奮い立たせる飛鳥の金沢監督。飛鳥が最後まで1点を守りきり、初のベスト4進出を決めた。
第4試合 戸山高校 0(0,0)−2(0,2) 晴海総合高校
49分 小澤
シュート数 4本 58分 山崎
シュート数 13本
新人戦で十文字を破り、第二シードとなった晴海総合高校が、戸山高校と対戦。2年前の平成16年、ベスト4決めで対戦した際は、戸山に軍配が上がったが、今回は晴海が落ち着いて戦い、初の決勝リーグ進出を決めた。試合後大滝監督は、「新人戦で2位になったことのご褒美ですね」と、謙虚に話していたが、7日の飛鳥戦で、その真価が問われることとなる。