平成19年度U18東京選抜選考会

報告・総評

東京都女子サッカー連盟技術部会

【実施内容】

 @平成19年6月16日(土) 駒沢補助グラウンド  17:00〜20:00

 A平成19年6月28日(木) 新小岩私学事業団総合運動場  19:00〜21:00

※@A共に全日本高等学校選手権関東大会出場チーム以外49名エントリー

 Aは@の選考会通過19

 

《第1回選考会》

○ボールフィーリング

  ・リフティング…制限付き、座って等

・ドリブル…コミュニケーションをとる

○パス&コントロール            

  ・ファーストコントロール

  ・ダイレクト

○対人

  ・1対1

  ・2対2

○GKは別メニュー

○Game

 

《第2回選考会》

○GK別メニュー

○東京国体チームとGame

  ・各チームにてW−UPの様子を見る

【総評】石山隆之(U18東京選抜07 監督)

 

今年の選考会は、全日本高等学校選手権関東大会中に行われたこともあり高等学校選手権ベスト4チームは大会中のゲームスカウティングにより選考しました。他のチームからは延べ2回の選考会によって本年度のU18トレセンチームを組織した次第です。

昨年度から関東トレセンの交流戦が始まり2年目になります。より組織的になり参加選手にとって、多くのメリットのある大会となりそうです。その趣旨からも、東京のトレセン選手としては、単にサッカーが上手だけではなく、技術で劣るところもあるが人より何かが非常に秀でている選手のほうが活躍できるのではないかと考えています。ボールコントロール・ボディーバランス・戦術眼などはとても大切な要素です。しかし、この選考会に参加してくる選手は皆あまり大差がないように思われました。むしろ、スピード・スタミナ・スピリットのようなシンプルな強さや逞しさが選考結果に表れたと分析しています。高校選手権ベスト4から多くの選手が選考されたのもそのような理由からではないでしょうか。 

  ポジションのバランスやコンディションなどで、必ずしも東京U18カテゴリーのよく知られた選手がすべて選考された訳ではありません。たまたま選考に漏れてしまった選手も自分のチームにこの経験を持ち帰り、何かのプラスにしてもらいたいものであります。指導者の皆様には僭越でしたが、感謝の気持ちを持つなど、選考会とは直接関係のないことまでコメントさせていただきました。毎回毎回、このようなトレセン活動などでは我々スタッフも勉強させていただいております。関係各チーム並びに指導者の皆様にこの場をかりてお礼申し上げます。以上簡単でありますが、報告させていただきます。ありがとうございました。今後も、何卒ご協力お願いいたします。