活動 報告 アルバム(指導者中心)
●高体連ウインターキャンプ 波崎 <12月17日〜18日>
東京都高体連サッカー部女子部に加盟する高校から、希望者を募り、トレーニングキャンプを実施。
150名の選手と、16名の指導者が参加しました。1泊2日の短いキャンプでしたが、他校との交流を深め、選手、指導者ともに有意義な時間を過ごしました。初日は共通テーマでトレーニングを実施。(13:00〜17:00)
2日目は初日のトレーニングを意識して、ゲームを行いました。選抜5チーム、育成5チーム、計10チームに別れ、4面同時展開で白熱した試合を展開しました。(9:00〜13:00)
この企画の最大の目的である、「女子サッカー普及のための結束強化」は、選手・指導者共に十分に達成できたようです。
今回の企画に、多大なるご協力をいただいた、スポーツマネージメントの脇田様、モルテンの伊賀上様に、この場を借りて御礼申し上げます。
●U17 トレセン・中学3年選抜 練習試合 VS 日テレメニーナ <12月23日 晴海総合高校>
U17トレセン選手20名と、日テレメニーナで、70分(35分ハーフ)のゲームを行いました。
また、今回U17トレセンの中で、来年度のトレセンへつなげていくために、敢えて中学3年生で1チーム編成し、
メニーナに協力を依頼し、メニーナに所属する中学生だけのチームと戦わせていただきました。
波崎での成果も出たようで、予想以上に戦うことができました。
メニーナの寺谷監督からは、「クレーだからという理由は通用しません。過酷な条件でも高いパフォーマンスができなければ、実力のあるチームとは言えません。よい経験になりました。」と、コメントをいただきました。U17トレセンにとっては、良い練習ゲームができ、自信につながったと思います。
●高体連トレセンエキシビションマッチ <12月26日 アミノバイタルフィールド>
東京都女子サッカー連盟技術部会の中山千恵美さんと、大須賀まきさんに、協力を依頼し、U12・U13・U14・U17のすべてのカテゴリーのトレセン選手と、メニーナ・フィオーレ・SFIDAなどの強豪チームを集結させ、女子サッカーの発展をアピールするというイベントを高体連主催で実施しました。また、同時に、小学生年代の女子サッカー選手が、中学、高校と、サッカーを続けていきたいと思えるように、クリニックと題し集客し、情報提供の場を設ける試みも実施しました。会場として、人員・車両ともにキャパシティーが高く、2005年6月に、高校女子サッカー選手権関東大会を実施し、使い勝手のわかっている味の素スタジアムのサブグランドであるアミノバイタルフィールドを選びました。
平日実施にもかかわらず、多くの方々にご来場いただき、クリニックにも38名の小学生が参加し、第1回の試みとしては、まずまずの成果を遂げることができました。また、日テレベレーザ、荒川選手、酒井選手も日テレメニーナの応援にかけつけ、イベントに花を添えてくださいました。
ご協力いただいた方々に、心より御礼申し上げます。
今回のイベントに関しては、「高校の教員たちがなぜ小学生への情報公開のイベントを企画するのか?」と、疑問に思う声も多々ありましたが、高体連という組織化された団体が、女子サッカー発展の道筋を構築していかなくては、埼玉・神奈川の強豪県や、急速に発展しつつある千葉県などの勢いに圧倒されてしまうのではないかという危機感をもち、技術部会と協力し、「強化」という側面の強いイベントを、高体連が実施することになりました。また、昨年までU18選手権選抜チームにて存在した、高体連と日テレ・メニーナ、SFIDA世田谷などの協力関係を、今後も継続させていくことで、東京の高体連加盟チームのレベルアップを実現させたいと考えています。
U17 と メニーナのエキシビションマッチでは、メニーナの実力を見ることができました。正確なパスワークだけではなく、動き出しの速さ、連動性、第3の動き、どれも卓越した技術を披露していました。U17の選手たちは、80分間という試合時間中、終始ゲームを支配され、終了後は顔面蒼白の状態でしたが、多くのことを学べる貴重な機会となりました。さらに上を目指そうという意欲が高まれば、今回の企画は成功と言えると思っています。
また、SFIDA世田谷も、連日の遠征で試合疲れの状況の中、トレセンマッチに協力していただきました。高体連のイベントに積極的に協力していただいた両チームに、御礼申し上げます。
試合
●U12 フィオーレ武蔵野、U13と対戦
●U13 フィオーレ武蔵野、U12と対戦
●U14 日テレ・メニーナ 中学生のみのチーム と対戦
●U17 日テレ・メニーナ U18全国大会出場チーム と対戦
●中学3生選抜 フィオーレ武蔵野、SFIDA世田谷、高体連1年と対戦
●高体連1年選抜 中学3年選抜、高体連2年と対戦
●高体連2年選抜 SFIDA世田谷、高体連1年と対戦
クリニック協力
大須賀 まき (田口フットボールアカデミー)・中山千恵美(ソシオスFC)・寺谷真弓(日テレ・メニーナ)・
川辺健一(SFIDA 世田谷)
トレセンマッチ指導
石山隆之(十文字高校)・福井和哉(東京経営短大)・中野進治(成立学園高校)・伊藤直哉(文京学院中高)・
大滝靖(晴海総合)
総務 小尾敏明(国際高校)
統括・文責 床爪 克至(文京学院高校)